韓国旅行 ビビンバ

1日目:ソウル〜飯屋でビビンバと叫ぶ!

12時40分のフライトだったので11時30分に関空の第2ターミナルに到着した。時間的には余裕である。
出国審査はあるが、特に何も言われず、簡易だった。
出発を待つロビーは数人白人がいたが、殆どが日本人と韓国人だろう。あまり海外に行くという雰囲気がでない。国内旅行のようだ。

 

程なく機内に搭乗したが、やっぱりPeachは狭い…。しかし、フライト時間は1時間45分と沖縄より短い。

 

あっという間に韓国の仁川国際空港に到着した。
空港は英語表記だけでなく日本語表記もあったので、迷うことはなかった。出国審査の列は長く、時間がかかったが、審査自体は特に何も言われずあっさり終了した。

 

ゲートを出ると、いよいよ韓国だ。

海外旅行だといつもここでスイッチが入って、力強く歩を進めるのだが、どうも今回は気合が入らない。何か外国に来た感じがしない。
空港からソウル市内への移動は電車を利用するのだが、親切にも日本語の表記があるし、電車内でも日本語のアナウンスがあるので、安心である。インドだと空港から街まで行くのに一苦労するのだが、それに比べると韓国は快適すぎる。

 

あっさりとソウル駅に到着した。
バックパッカーの旅では宿は現地で探すことが多いが、今回は日程も短いし、日本から予約をしていった。ソウル駅から公衆電話で連絡すると宿の主人が車で迎えに来てくれた。
彼は日本語が堪能だったので、これまた外国に来た気がしない。

 

主人から色々とアドバイスをもらい、外出したのは夕方の6時前だった。とりあえず晩飯を食べに行くことにした。
宿の近くに庶民的な飯屋があったので、そこに入ってみることにした。

 

店内はハングルのメニューしかなく、料理の写真もないので注文に困った。店内には自分の他に客はいなかったので、指をさしてあれと同じ、という必殺技は使えない。
一応、英語で話しかけてみた。
「I can not understand Korean.」
「Do you have English menu?」
「What do you recommend?」

 

だめだ、全く通じない。店員のおばちゃん達は明らかに困惑顔だ。
店内に気まずい雰囲気が流れる。なんとかせねばと焦る俺はとっさに叫んだ。
「ビビンバ!」
それは俺が知っている数少ない韓国料理の一つだった。
ヤケクソの発言だったが、これが通じた!
おばちゃんはハイハイ、ビビンバね、と言う感じで調理を始めた。
ホッとして席について、5分ぐらいでビビンバが出てきた。

 

うーん、まずくはないんだけど、肉が入ってない。キムチソースが塩っ辛いのもイマイチ。
でも量が多かったので腹一杯になった。これで4500W(450円)だった。

 

まあ、料理よりも、言葉が通じないところで注文するという難易度の高いステージをクリアしたことに満足していた。ようやく海外旅行っぽくなってきたな。
でも、毎回ビビンバは食べたくないので、次は別の飯屋に行こうと思った。

 

さて、晩飯の後は宿の主人のアドバイスに従い、T-moneyカードを買いにコンビニに行った。
このカードは日本で言えばsuicaやICOCAカードのような交通カードであり、ソウルの地下鉄やバスがこれ一枚で乗れる便利なカードである。
コンビニ(セブン-イレブン)のレジで2500W(カード代)と10,000W(チャージ代)を渡して、「T-money card and charge please」といえばOKである。

 

ただ、この日は地下鉄は使わず歩いて街を見て回ることにした。

 

街の雰囲気は一言で言うと、日本と似ている。看板の文字はハングルだったり、左側通行だったりする違いはあるのだが、これまで俺が訪れたどの国よりも日本に近い。
ポイ捨てのゴミが多いと言われているが、そんなに落ちてない。俺が見る限りそれほど日本と違わない。ソウルは割とキレイな街だと思う。

 

あと、韓国の街はキムチ臭いという話を聞いたことがあるが、そんなこともない。単なる都市伝説だったか(俺はキムチが好きだからそれでも問題ないが)。やっぱり来てみないとわからないものだ。

 

適当に歩いていると賑やかな通りに出くわした。地図で確認すると、どうやらここは南大門市場というところらしい。
道の真中には屋台の店が並び、両脇にも個人商店がずらっと続いている。日本語の看板もちらほら見受けられるので、日本人観光客も多く訪れているのだろう。
俺はこういうゴチャゴチャしたところが好きなので、しばらくぶらぶらしていた。

 

しかし、寒い。ソウルの冬の気温は日本の東北地方と同じぐらいだ。関西から来た俺には少々堪える。
体調を考え、今日はこれぐらいにしておくことにした。海外旅行では体調管理が何より大事であり、無理は禁物である(若いころは自分の体力を過信して失敗した)。

 

部屋に戻って日記を書いたりテレビを見たりして、11時頃寝た。初の韓国旅行だが、初日は順調だった。